ホーチミン旅行のおすすめ観光情報ガイド

在住者目線で、ホーチミン旅行の準備から観光、旅の終わりまでのお得な情報をお伝えします。

ホーチミンの治安は大丈夫?

旅行に行く前に調べる事の1つに治安の心配が有りますよね?
近隣の東南アジアの中では、かなり良い方だと思います。
何故なら、凶悪事件が少ないからです。
子供の誘拐は有るそうですが、身近で身体が危険な目に有ったと言う犯罪は聞いた事は有りません。
強いて言えばレイプは有りますが噂の範囲で、日常の中で銃やテロや爆発等の心配をした事は有りません。
(正確に言うと1度だけ有りましたが、あれは特例でした。)
宗教の勧誘も禁止されているらしく、変な集団を見掛ける事も有りません。
むしろそういう事を計画すると、突然居なくなって2度と帰らないらしい、と言う噂は聞いた事が有ります。
それはそれで怖いですが。
では、日常的に心配される事は何でしょうか?
まず、携帯の盗難は日常茶飯事ですね。
道で携帯で話している最中にを、後ろからバイクで引ったくり。
カバンごと、引ったくり。
タクシーの中でも、新聞とか広げて会計時に盗む。
人混みでスられる。
知らないうちに何故か盗まれてる。
私の知り合いも実際に何人も盗られてます。
バス停で、アクセサリーを引きちぎられた方も居ました。
人混みで、財布をスられた方も居ました。
とにかく、盗られ無い様に、盗られても問題が少ない様な対策は必要です。
それから、子供から目を離さない事も必要です。
ベトナムでは、日本の様に小学生の子供が1人でどこへでも行く事は皆無です。
何が有る分からないからです。
小さい事で言えば、タクシーのメーター誤魔化しから、レストランのお会計の誤魔化し(間違い?)やら、色々です。
旅行者にはあまり関係無いかも知れませんが、iphoneや高級時計を修理に出したら中身を粗悪品に交換されたとか。
両替でお金を抜かれてたとか。
地味に誤魔化されて損する系が多いです。
これは外国人だからではなく、ベトナム人も騙されてます。
賭博詐欺等もガイドブックでは見ますが、私の知り合いには今の所居ないですね。
それから、薬物の問題は有ります。
夜の公園に居るのは、ラブラブカップルばかりではなく、注射を持ってるおかしな人の可能性も普通に有るんですよ。
そして、HIVの問題も有ります。
簡単に安く、夜も楽しめてしまう国ですから、ある程度の自覚を持って臨む必要は有ると思います。
気を付けて下さいね。
私は夜にほとんど外出しませんが、12時過ぎに1人でタクシー(または配車アプリ)で帰宅する時など、ちょっと怖いなと思います。
でも、ベトナム語が少し話せるせいか、たいてい会話を楽しんでいるうちに自宅に着きます。
ちなみに、1人で夜中に外を歩いた事は有りません。
これらは、私の周りの話ですからこれで済んでいるだけで、もっとディープなグレーゾーンやブラックゾーンも存在するかも知れません。
知らない場所や観光客が行かない場所に行く事は絶対オススメしません。
まず、ベトナム語しか通じませんから、助けを呼ぶ事も、話し合いで解決する事も難しいと思います。
だから、日本語や英語で親切そうに話し掛けて来るベトナム人にも気を付けて下さいね。
どこへ連れて行かれても知りませんよ〜。

ホーチミンでどんな服を来たら良いの?

1年中暑い季節が続くホーチミンへ行く場合、どんな服装が良いのでしょうか?
もちろん夏服になりますが、ベトナム人のエアコンの温度設定はエコじゃないんです。
だから、羽織り物は必須です。
だって、寒いと思って温度設定を見ると16度だったりします。
流石に寒いわ!
レストランやタクシーの中はもちろん、オペラハウスの中まで、外と中の気温は違うと思って下さい。
私は、上着を持って行く(長時間冷房の有る場所に行く可能性が高い)時と、日焼け対策のアームカバー(カバンが小さいとか寒い状況になりにくい場合)で対応する事が多いです。
荷物を持ちたくない時や、長時間直射日光の下に居る事を予想される場合、最初から薄い長袖にする時も有ります。
7分袖や、まくって短くも出来るトップスも使いやすいです。
外と中で、帽子かぶったり、日傘さしたり、1枚着たりを繰り返すのも結構面倒で、だからと言って怠ると日焼けしてシミが出来ると言う悲しい現実。
ちょっと愚痴になりましたが、つまり日焼け対策兼冷房対策になる状態にスタンバイしておく事が大事だと言う事です。
ちなみに、オペラハウスはベトナムとは言えドレスコードが有りますから、短パンはダメですからね〜。
カジュアル過ぎず、ちょっと素敵な格好で行って下さい。
じゃ、普段はTシャツに短パンなのか?
男性はOKですが、襟が有ると首が焼けないのは良いかも知れません。
そして、女性は意外とキレイ系が多いです。
こちらに住んでいる外国人や日本人も小綺麗にしていますし、東南アジアだからと思っていると、大都市だけにOLさんはワンピースだったりヒールだったり普通なのでイメージが違うかも知れません。
街歩きなら、日本で普通に着ている夏服で、高いカバンやアクセサリー等は身に付けない感じで大丈夫だと思います。
やはり、お金が有る様に見えると引ったくりに遭う可能性が増えてしまうので、気を付けるに越した事は無いです。
私は、行く場所、会う人等で服装を変えています。
日本に居る時より、カジュアルからドレスまで持ってる服の範囲が広いですしどれもよく使います。
ローカルとホテルでは同じ服では行かないからです。
ベトナム人しか居ない場所に行く時は、いつもかなりカジュアルにします。
カジュアルなアクセサリーは沢山売っているので、アクセサリーも普通に着けてますよ。
ただし、外国人が居ない様な場所では全部はずします。
ホーチミンからだと、メコンデルタに行かれる方も多いと思いますが、靴に悩む方いらっしゃるみたいですね。
靴はサンダルでOKです。
熱帯雨林とは言え、完全に観光地化されていますから、運動靴で行ったら足が蒸れて暑くて仕方ないと思います。
冬に日本から来ても、ホーチミンではサンダル!の一択です。
街歩きもサンダルじゃないと、暑すぎると思います。
靴で気を付ける事は、底が厚くて履きやすい事。
雨季なら、必ず濡れても困らない靴がオススメです。
何だか分からない汚い水たまりが有ったり、道がデコボコしていたり、底が厚い靴で良かったと思う事ばかりです。
ちなみに、こちらではFitfropのサンダルが人気です。
サンダルなら街中でも普通に買えますから、現地調達も出来ますよ。
カバンについては、斜めがけや脇に抱え込む方をよく見かけます。
カバンは盗難防止に、ジッパー等で中を隠せるタイプが良いです。
ベトナム人は、リュックが多いですね。
どうですか?
何となく、どんな服を来たら良いのかイメージ出来ましたか?
ホーチミンでも服を買う場所は沢山有るので、現地調達でも問題無いですし、割と乾燥しているので乾きやすいです。
もちろん、日傘や帽子やサングラスも忘れずに〜。
では、次は治安の話です。

ホーチミンの気候

ホーチミンについての情報として、まずは気候から。
はい、毎日暑いです。
常夏と言えば聞こえは良いですが、一年中が真夏なんです。
夏休みの、あのイメージです。
ただし、季節は有りますよ。
雨季と乾季です。
この季節の変わり目が最近はあまりハッキリしなくなって来ました。
だいたい、雨季はGWから11月の半ば位で、それ以外は乾季で全く雨が降らなくなります。
雨季と言っても日本の梅雨とは違いますから、台風の様な集中豪雨(いわゆるスコール)が突然来て1時間位で終わります。
傘をさして歩いてる人なんて居ませんよ。
友達と雨の中、傘さして小さい道を渡っただけでずぶ濡れになりました。
それに懲りて、もう道を渡る事さえ諦めてカフェに入ります。
最近は、スコールの時間もマチマチになって来たので、住んでいる私でもどんな時間帯に雨が来るかは分かりません。
強い風が吹き出して空が暗くなって来たら、合図だと思っています。
空の変化に気付いたら、直ぐにタクシーを拾いましょう!
雨が降ってからでは、もうみんなが乗ってしまってるので空いてる流しを拾うのは厳しいです。
ちなみに、レストランに着いても、タクシーからレストランまではたいてい店のセキュリティが傘をさしてくれるので、自分で雨傘を使う機会はほぼ有りません。
必要なのは日傘よりの晴雨兼用傘です。
さて乾季ですが、3月4月辺りは猛暑日が続きます。
日本の最高気温!とニュースになる日が毎日続くイメージだと思います。
足に日が当たると、痛いと感じる位なんです。
雨季も、スコールが終われば日差しは強いですから、空もカラっと晴れ直します。
紫外線も強いので、1年中日傘や帽子等のグッズはマストです。
日中は、汗は出るし喉は乾くし、ガンガン観光していたら身体に悪いので、水分補給にカフェでカフェスアダーやフルーツスムージーを飲みながらといった予定も立てておくのが良いと思います。
ベンタン市場なんて、午後イチに行ったら化粧が汗でハゲますよ〜。
個人的にオススメの観光時期は冬休みですね。
ホーチミンの気候はいつも暑いとは言え、12月末なら雨にも降られず比較的暑さもやわらいで、クリスマスや旧正月のイルミネーションで街が飾られ、楽しくて快適だと思うからです。
どうでしょうか?
気候のイメージは掴めましたか?
今日も日中出掛けましたが、暑かった〜。
次は、そんなホーチミンの気候でどんな服を来たら良いの?です。

そもそもホーチミンの場所ってドコなの?

 

ホーチミンへの旅行を決めたら、まずは予備知識からですね。

知ってから行くのと知らないで行くのでは、旅が全く変わって来ますから、情報は沢山有るに越した事は無いはずです。

で、まずは位置関係から。

ホーチミンは地図で言うと、日本の真下をやや左へ。

飛行機で言うと、東京からならだいだい6時間。

左隣はカンボジア、右隣は海です。

ベトナムの形は日本やイタリアみたいに縦長です。

だから、気候が最北のハノイと最南のホーチミンでは、全く違います。

ハノイとホーチミンは飛行機で2時間掛かりますから、ハノイはホーチミンからシンガポールやバンコクへ行く位の距離が有るんです。

だから、ホーチミンに住んでいてハノイに行った事の無い人はザラですし、言葉も違います。

ベトナム語と言う意味では同じですが、明らかに発音が違います。

しかもホーチミン弁は市民権を得ています。

なので、ホーチミンではホーチミン弁を話しましょう。

北の言葉を使うと嫌な顔をされます。

ホーチミン弁については、また別で。

あと、これはホーチミンの良い所なんですが、空港が街の中心部から近いんです。

渋滞にもよりますが、タクシーで15〜20分位で着いちゃいます。

しかも、1000円しない。

つまり、ホーチミンは日本から6時間ほど南下した辺りのベトナムのほぼ最南部に有り、観光地となる中心地は空港から近く便利な場所という感じです。

ここでちょっと触れますが、ホーチミン市って凄く広いんです。

大阪の4〜5倍の人口を抱え、殆ど東京並み。

見渡す限りの都会です。

そして東京みたいに沢山の区が有ります。

その中で、いわゆる観光客がホーチミン旅行で訪れるのは、せいぜい中心部の1区と3区、行ってチャイナタウンの5区位なんです。

なので旅行者が一般にホーチミンへ行ったと思っているのは、街のほんの一部です。

ちなみにバンミの様な日本人長期滞在者は、1区、2区、3区、7区、ビンタン区に住んでいる事が殆どです。

観光客が訪れても安心なのは、この日本人が沢山住んでいる区ですね。

それ以外は、ちょっとディープでベトナム語しか通じないし、リスクも高くなるので冒険はやめておいた方が良いと思います。

住みなれた好奇心旺盛なバンミでさえ、特別な用事が無い限り気軽に踏み入りません。

欧米人が多く住む2区や、日本人と韓国人と台湾人が多く住む7区や、ビンタン区のタワー81周辺なら、外国人が訪れても問題ないお洒落なカフェやレストランが点在します。

またそれぞれ違った雰囲気が有りますから、旅慣れた方や日数に余裕の有る方は訪れてみたら再発見出来て面白いと思います。

具体的な区の特徴は別の記事にしますね。

皆さん、ホーチミンの地理感、何となく分かって来ましたか?

地理が掴めたら、次は文化の話です。

 

ベトナムのホーチミンって行く価値有る?

まだホーチミンに旅行へ行くか、悩んでいる方へ。

行く価値有りますか?と聞かれたら、私は有ると思います。

とは言え、もちろん好き嫌いは有ると思いますので、特徴の様な事に触れたいと思います。

まず、東南アジアの国も色々有るけど、その中でもベトナムってどうよ?って事だと思うんですよ。

ベトナムのホーチミンに行こうか悩んでる方って、近隣のシンガポールやカンボジアやマレーシアやタイやフィリピン辺りと比較されてたりする方多いんじゃないですか?

もちろん、一緒に2ヶ国周るのも良いと思います。

ただし注意点ですが、1度ベトナムを出ると再入国出来ないので、最初か最後に行くのが良いですよ。

間違えて日本→ホーチミン→シェムリアップ(アンコールワット)→ホーチミン→日本なんて行程を立てない様に気を付けて下さい。

そんな数ある東南アジアの観光地の中で、友達にベトナムのホーチミンに遊びに来たら?と言いやすい点は、価格と治安のバランスの良さです。

海外旅行は高いし1回ずつが貴重な経験ですよね。

だから、トータルの旅行代を抑えつつ安全で楽しい旅をしたいと思うのは当然です。

それを考えた時にホーチミンはお勧めしやすい都市であると言えます。

ベトナムは、東南アジアの中でも比較的治安が良いんですよ。

治安については、別で詳しく書きますね。

ちなみに私の体感的な意見として、物価の高さはシンガポール→→マレーシア→タイ→ベトナム=フィリピン→カンボジア、治安の良さはシンガポール→→ベトナム→カンボジア→マレーシア→フィリピン=タイって感じがします。

もちろん、場所や対象物によって治安や値段は大きく変わるので正確には言えませんが、主要都市やリゾート地に行った時の私の行動範囲でのイメージは、こんな感じでした。

治安の良さと清潔さを重要視する方はシンガポール一択ですが、旅行代はズバ抜けて高くなります。

そして東南アジアで別格の先進国で雰囲気が全く違いますから、旅の主旨が変わると思います。

ベトナムは、安い割には治安が良い方って感じです。

もちろん、日本じゃないので軽犯罪には気を付けて下さいね。

他には、ベトナム雑貨が可愛いとか、フランス植民地時代時代の建物が素敵とか、食べ物が美味しいとか、街の雰囲気が好きとか、ビーチが好きとか、ベトナムの魅力は沢山有ると思います。

では、なぜホーチミンか?

それは、やっぱりベトナムで1番の大都市だからじゃないですか?

首都のハノイより、人は良いし、モノは安いし、サービスは良いし、とハノイの人も言う位、コスパは良いかな?と。

バンミもハノイよりホーチミンの方が雰囲気からして好きです。

雰囲気で言うと、ハノイ=東京、ホーチミン=大阪、だけど商業規模はホーチミンの方がデカイ、何か明るいそんなイメージ。

スタバも、マックも、イオンも、ダンキンドーナツも、それ以外も、全部外資はホーチミンに第1号店を出店するんですよ。

実はバンミ、初めてホーチミンに来た時に大都会で驚きました。

ベトナムだと思ってホーチミンをナメていました、スイマセン。

もし、ベトナムの田舎や南国リゾートへも欲張って行きたいなら、ホーチミンからメコンデルタやフーコック島へも近いですよ。

1day、2dayトリップで、都会も田舎もリゾートも叶えられます。

 

では、悪い点は無いのか?

はい、3点ほど有ります。

1つ目は、バイクだらけで交通マナーが悪い。

道を渡るのが危ないです。

詳しくは別に書きますが、タクシーに乗った方が良いでしょう(安心して下さい、安いです。)

2つ目は、あんまり英語が通じない事。

主要な観光場所では店員も英語を話しますが、タクシーの運転手でさえ英語を話せる人はほぼ居ません。

今は、携帯のアプリ等で会話出来ますから、本当に困ったら盗まれ無いように気を付けながら携帯に頼りましょう。

3つ目は、高度医療は受けられ無い事。

重篤な状況では、命の危険が有り、バンコク搬送になります。

例えば、骨が酷く折れたり輸血などの場合です。

健康に大きな問題が有る方は、シッカリ確認された方が良いです。

普通の病気程度なら、外国人向けの良い病院自体は有ります。

他には、ホーチミンは1年中暑いので日焼け対策が必要だったり、東南アジアは何処でもですがデング熱のリスクとか、基本的に日本よりも不衛生とか、まぁ海外ですので日本とは違うデメリット的な事は多々有ります。

心配させてしまったかも知れませんが、東南アジアなら似たような状況は有りますし、これらを除けば日本からの旅行先として、悪くは無いと思います。

ホーチミンの雑多な街並み、アジアンカラーに煌めく夜、美味しくて安い食事、沢山の魅力が待っています。

旅行先はホーチミンに決まりましたか?

 

決まったとなれば、次は旅行の予備知識ですね。